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マイノートのつくりかた
著者 Emi
出版社 大和書房
こんな人にオススメ
- 毎日がただただ過ぎていき、これでいいのかと思ってしまう
- 時間が有効的に使えていない気がする
- 細かいノート術は苦手
本のご紹介
忙しい毎日がなんとなく過ぎていく。
今日一日忙しかった気がするけど、何ができたんだろう。
世の中にオススメはあふれているけれど、自分は何が好きなんだっけ。
ふと、自分に問いかける時がある。
その答えを知るために、日記や記録はとても有効的。
けれど、それが分かっていても、長くは続かない。
世の中には、日記術やノート術がたくさんあふれていて
理路整然と記入されていたり、デコレーションされたページは
見ていてため息がでそうなほど素敵だ。
だけど、いざ自分がやってみようとすると、
レイアウトが気になって思ったほど上手く書けなかったり
細かいルールに縛られて、そこで立ち止まってしまったり。
結局、ストレスがかかってしまって三日坊主で挫折してしまう。
その点、本書で紹介されているノート術はとても単純。
まずは好きなノートを用意する。
ちなみに薄めのノートを用意すると、最後まで書き上げやすくなるのでオススメ。
1.書き始めに日付を書く
2024年4月1日なら「20240401」と記入。
2.心のアンテナにひっかかったことを書く
自分がわくわくする。好きだと思ったこと。いいなと感じたことなど。
写真や雑誌の切り抜きなどを直接貼り付けるのも良い。
3.項目と項目の間に線を引く
仕切りがあったほうが見返したときに分かりやすい。
もちろん、フリーハンドでOK。
4.ジャンルを気にせずに一冊のノートにまとめる
今日あった嬉しかった出来事も
好きなファッションのことも
雑誌で知った家事の時短テクニックもひとつのノートにまとめてしまう。
それだけで、この話題はどこに書けばいいのだろうと悩む時間がなくなる。
見栄えはネットで公開されているノート術と比べたら見劣りするかもしれないが
ルールがとても単純で、続けやすい。
そもそも自分の大切にしたいことを見つけたいのなら
見栄えも良いけれど、長く記録する習慣が続いたほうが自分にとってプラスになるはずだ。
そうしてある日、書いたものを見返したとき、
自分が好きなものってこういうものだったんだ。
何もできていないと思ったけど、結構自分って頑張れてるんだな。
と、自分を認めてあげられる一歩につながる。
過去に書いていた気づきが、今の悩みを解決するアイディアに繋がっていたりする。
気負わずに、まずはノートとペンを用意してみてほしい。
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