3つずつ気づきを得ながら本を読む

本の紹介
学び効率が最大化するインプット大全
著者 樺沢紫苑
出版社 サンクチュアリ出版

こんな人にオススメ

  • 自分の知識になるように本を読みたい
  • 効率的なインプットの方法が知りたい
  • 項目ごとに書かれているから、自分の興味のあるところから読みやすい

本のご紹介

店主が本を読む理由。

そのひとつに知識の向上がある。

少しでも知恵をつけてちゃんと世の中を渡り歩ける人間になりたい。

もしくは、その不安を少しでも軽減するために本を読む。

店主は年間100冊以上の本を読んでいる。

しかし、本をたくさん読んでいるから賢いのか、と問われると小さくなる。

ベストセラー本や自己啓発本も何冊か読んだけれど

ちゃんと身になっているのかと言われると、更に小さくなる。

読んだ時には納得するし、こうすればいいのかと目からうろこが落ちる思いは数知れず。

しかし、実践できていないことも数知れず……。

なので、同じように本を読むのなら、そこに詰まっている叡智を自分のモノにしたい。

そんな経緯から手に取った本が今回ご紹介する本である。

インプットするための方法が2ページごとにたくさん書かれているが

ここでは、店主が知りたい「本からのインプット」を中心に紹介する。

 

まず、「インプットと目標設定」はセットで考える。

例えば店主がたくさん本を読む理由は

「いずれ何かの役に立つかもしれない」という漠然としたものだった。

しかし、そんな漠然とした理由では、ながら読みをしてしまうことが多く

当然、読んだだけで自分の中で定着しなかった。

なので、インプットの前に「何のためにこれを読むのか」を10秒考えてみる。

今回、店主がこの本を読む場合

目標設定「自分の知識に定着できるような本の読み方を学ぶ」

となる。

 

次に、本文を早速読みたいのをぐっとこらえて

目次を見て興味のある項目を3つピックアップする。

全部真剣に読もうとしても逆に集中力がきれてしまうためだ。

脳が一度に記憶して処理できる情報は3つが限界とのこと。

そして最初に決めた「目的」と「興味のある項目」の内容を探しながらパラパラを本をめくる。

特に「各章の最後」「はじめに」「おわりに」は

作者の最も伝えたいことがまとめられていることが多いので

特に注意しながら本の内容を把握する。

 

得た知識が多ければ多いほど、色々と実践したくなる。

しかし先程も述べたが、脳が一度に記憶できる情報は3つが限度である。

なので読み終わった後は、

  1. 「3つの気づき(インプット)」と「3つのToDo(アウトプット)」を書く。
  2. 1週間実行してみる。
  3. 1週間後、別の「3つの気づき」と「3つのToDo」を書く。

とすることが望ましいとのことだ。

「ひと月に、本を10冊インプットして何もアウトプットしない」よりも

「ひと月に、本を3冊インプットして3冊ともアウトプット」するほうが

よっぽどためになると作者は述べている。

今回のブログも3つの項目を中心に紹介してみた。

店主もこの本からインプットした3つの項目から、まずはアウトプットをしてみようと思う。

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